歯医者さんのおはなし。
あまりに長い時間、
歯医者
というワードから逃げ続けてきました。
しかし、あまりの痛みに耐えかねて
近隣の歯科医院に通い始めました。
自堕落で怠惰で集中力もなく、
継続性のかけらも持ち合わせていない私が、
二年に及ぶであろう治療を終えて、
(もうよく覚えていません)
およそ半年が経過しました。
週に一度の通院、
人生とは歯医者である
とさえ言える程のペースで通い詰め、
途中から歯医者に行きたくてたまらない、
そんな感情にすらなっていた私の
通院生活が終了してしまったのです。
今では2ヶ月に一度のペースになり、
チェックとクリーニングのメニュー。
本当は毎週行きたい。
お金が許すのであれば、
毎週クリーニングに赴きたい。
自分で歯磨きをしただけでは得られない、
得も言えぬ爽快感があるのです。
非常に長い通院期間の賜物なのかもしれませんが、
もっと早く、この歯医者さんへの情熱に、
気がつければよかったと、
非常に強く思うのです。
担当してくださる歯科医師は、
ベテランのおじいさん先生。
非常に厳しい先生で、
人格否定の一歩手前(言い過ぎ)くらいの
強い言葉で罵られたものです(嘘)
厳しい話をしてくれる方の
ありがたみがわかる年齢になった私には、
非常に信頼できる先生で、
通い詰めたわけですが、
最近では注意されることも減ってしまい、
勿論甘いことは仰らないのですが、
どこか物足りない気さえします。
治療やクリーニングが終わり、
次回の予約を取るのですが、
先生から2ヶ月後で言い、と言われ
要は治療はすでになく、
クリーニングなのか、と思うと寂しく感じます
(治療がないに越したことはない)
クリーニングなら2週間に1回、
せめて月に1回にしてもらえないだろうか、
どんどん良くなっていく口内環境を尻目に、
今回もまた2ヶ月のブランクがあいてしまう。
去り際の、自動ドアが開かなければいいのに。
外は冷たい風がふいている。。。